キャンプ、スキーなどアウトドアが大好きな海より山派の美容師です。
スキー、水泳、極真空手、バスケ、バンドと色々やってきました、
平成元年にできたAESOPの二代目でございます。
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先日の講習会のお話です!
今回はノンアルカリカラーのお話でした。
白髪染めを基本としたものです。
簡単な知識として、アルカリが髪を明るくしたり白髪を染めたりすることに関係しています。
しかし、アルカリは髪へのダメージの原因になってしまいます。
そこでなるべくアルカリを使わずに染めようというものです。
(ミルボンさんからお借りしました)
例ですが、2か月に1回の来店サイクルと仮定して
・初回カラー 「根元、毛先をしっかり染めるためにいつも通りに染めます」
・2回目 「根元はいつも通りのカラー 毛先はノンアルカリカラー」
・3回目 「根元はいつも通りのカラー 毛先はノンアルカリカラー」
・4回目 「毛先の白髪が浮いてきたので全体を普通のカラー」
……..。
このようなスパンでいくと半年に1回毛先にアルカリを入れればいいのです。
ここで注目なのが、2回目、3回目のノンアルカリカラーです。
白髪染めというのはブラウンベースのカラー剤で構成されているものが一般的ですが、2回目の来店時にも残留カラーというものがあり、毛先もしっかり染まったままということがほとんどです。
これを生かそうと登場したのが、白髪染め用のノンアルカリカラーです。
一般的なファッションカラーだと、次回カラー時には毛先の色が飛んでしまうのでファンション系のノンアルカリカラーは流行りませんでした。どうしても発色力がないのです。
白髪染めの際、伸びてきた髪の毛にはしっかりと染めなければいけないので、根元には毎回アルカリの力がある普通のカラーで染めていきます。
毛先にノンアルカリカラー。
このノンアルカリカラーは傷むことはありません。
むしろ、リタッチ(根元だけのカラー)よりノンアルカリカラーで染めた方が髪質は向上します!
大人女性の髪(エイジング毛)はどうしても髪の内部がスカスカになってしまいます。
このカラーをすると、茶カテキンとシルクPPTの複合体が働いてくれノンアルカリカラーをするたびに毛髪内密度が向上していきます!
(茶カテキンとシルクPPTは毛髪保護剤といえばわかりやすいかと思います。)
また髪の毛の鱗、キューティクルへのダメージも解決。カラーによるダメージでうきあがり、剥がれが抑えられます!
これによって、ふっくらツヤツヤの髪へとなっていきます!
また、トリートメントを作る工程に似ているそうなので、一緒にトリートメントをしていただくとトリートメント効果がアップし、さらに髪質が向上していきます!
ここで気になるのがデザイン的な仕上がりですが、ノンアルカリカラーは一度染まったところに補うような形でカラーをすることになるので、少々デザイン性が劣ります。
先ほど例で挙げたところで4回目に普通のカラーをしていますが、ノンアルカリカラーだけではどうしても少しずつ白髪が浮いてきたり、全体的に退色してしまうからです。
この時にアルカリカラーで染めるのあればデザイン性のあることをしてしまいましょう!という提案です。
ハイライトやローライトを入れてみる。
これだけでデザインは大きく変わりますよ!
毎回デザイン性を求めると髪がパサパサになりトリートメントなどをしてもなかなか追いつかないのが現実でしょう。
髪質はとても重要です。デザイン性があってもパサついていたりすると本末転倒です。
せっかくのデザインが台無しです。
髪質を維持してくれるのがこのノンアルカリカラーです!!!
興味ある方はお客様にあったカラープランニングを提供いたします!
・月に1回はカラーをしたい。
・明るく白髪を染めたいなど。
知らない方のために、このミルボンさんが出したオルディーブクリスタル。
「明るいカラーでも白髪が染まる」
を売りにしているカラー剤です。
明るめ暗め・髪質・来店周期など退色具合は個人差があります。
是非一度試してもらいたいカラー剤です!
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